Outline
開催概要
趣 旨
本展は、漆の国際公募展として1989年(平成元年)にはじまり、今回、第10回目の開催となります。これまで毎回、世界の十数ヵ国から数多くの素晴らしい作品が寄せられており、「漆の新しい広がり」を考える国際的な展示会として高い評価を得ております。
本展は、漆を用いた新しい生活提案や新しい感性の提案などを広く国内外に求めることにより、漆産業の活性化と漆を通じた国際交流の推進、さらには生活文化の向上を期待して開催してきました。開催委員会では、これまでと同様に、暮らしの中の漆から新しい感性表現としての漆まで、様々な観点からの取り組みを期待しており、本展の開催を通して漆の新しい未来像を探っていきたいと考えています。
主 催
国際漆展・石川開催委員会
[構 成]
石川県、金沢市、輪島市、加賀市、金沢商工会議所、輪島漆器商工業協同組合、山中漆器連合協同組合、金沢漆器商工業協同組合、(公財)石川県デザインセンター
後 援
[国 等]
経済産業省 / 日本商工会議所 / 日本貿易振興機構(ジェトロ) / (公財)日本デザイン振興会 / ㈱国際デザインセンター / (一財)伝統的工芸品産業振興協会 / (一社)日本塗料工業会 / (一社)日本漆工協会 / 日本漆器協同組合連合会 / (公社)日本インダストリアルデザイナー協会 / (公社)日本インテリアデザイナー協会 / (公社)日本クラフトデザイン協会 / (公社)日本グラフィックデザイナー協会 / (公社)日本ジュエリーデザイナー協会 / 世界漆文化会議 / 漆を語る会
[県 内]
(一財)北陸産業活性化センター / 輪島商工会議所 / 加賀商工会議所 / 山中商工会 / (一社)石川県鉄工機電協会 / (一社)石川県繊維協会 / 石川県インテリアデザイン協会 / 石川県クラフトデザイン協会 / 石川県ビジュアルデザイン協会 / (一社)石川県建築士事務所協会 / 石川県プロダクトデザイン協会 / 日本放送協会金沢放送局 / ㈱北國新聞社
協 賛
アサヒ装設株式会社 / 株式会社柴舟小出 / 高桑美術印刷株式会社 / 玉田工業株式会社 / 株式会社中島商店 / ナカダ株式会社 / 日本通運株式会社金沢支店 / 株式会社バルデザイングループ (50音順)
作品公募
- 開 始
- 平成 25 年 11 月上旬
- 締 切
- 平成 26 年 4月 18 日 ㈮
- 内 容
- 「漆」が施されているもの
- 応募点数
- 15 の国と地域 207 点(うち日本 126 点)
部 門
デザイン部門、アート部門の 2 部門
デザイン部門:計画的な生産、流通が可能な商品の提案部門
アート部門 :表現を主目的とした作品の提案部門
1次審査(画像審査)
- 期 日
- 平成 26 年 5 月 23 日 ㈮
- 審 査 員
- 大西 長利
- 漆芸家、東京芸術大学名誉教授
- 小松 喨一
- 金沢美術工芸大学名誉教授
- 御手洗 照子
- ㈲T-POT代表取締役
- 山村 真一
- デザインコンサルタント、㈱コボ代表取締役社長
- 通過点数
- 11 の国と地域 72 点(うち日本 52 点)
本審査(実物審査)
- 期 日
- 平成 26 年 8 月 7 日 ㈭
- 審 査 員
- 栄久庵 憲司
- インダストリアルデザイナー
- 大西 長利
- 漆芸家、東京芸術大学名誉教授
- 小松 喨一
- 金沢美術工芸大学名誉教授
- 権 相 五
- 漆芸家、新羅大学校芸術大学工芸学科教授、新羅大学校漆芸研究所長・韓国
- 前 史 雄
- 漆芸家、重要無形文化財(沈金)保持者
- 山村 真一
- デザインコンサルタント、㈱コボ代表取締役社長
- 内 容
- 11 の国と地域 71 点(うち日本 52 点)を審査
賞
大 賞 | 1点 | 副 賞 | 1,000,000 円 |
第10回展記念特別賞 | 1点 | 〃 | 300,000 円 |
金 賞 | 2点(アート部門、デザイン部門から各1点) | 〃 | 各 200,000 円 |
銀 賞 | 2点(アート部門、デザイン部門から各1点) | 〃 | 各 100,000 円 |
奨励賞 | 4点(アート部門、デザイン部門から各2点) | 〃 | 各 50,000 円 |
審査員特別賞 | 6点 | 〃 | 各 30,000 円 |
審査結果発表・講評会
- 期 日
- 平成 26 年 8 月 8 日 ㈮
- 会 場
- 石川県地場産業振興センター 本館 1 階 第 7 研修室
- 内 容
- 本審査会翌日に、審査員による講評会を開催し、入賞作品の結果発表を行った。