講評会

開会と講師紹介

棗 ─────皆さま、おはようございます。ただ今から「国際漆展・石川2026」の審査結果発表ならびに講評会を開催いたします。私は本日の全体進行を務めさせていただきます、石川県デザインセンター専務理事で、国際漆展・石川開催委員会副委員長の棗でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
本日は、昨日行われました本審査の結果について発表させていただきますとともに、今回の入賞作品について、審査員の皆さま方からそれぞれご講評を頂くこととしておりますので、よろしくお願いいたします。
初めに、昨日の本審査にご参加いただきました審査員の皆さまをご紹介させていただきます。会場の皆さま方から向かって左手より、東京藝術大学名誉教授で漆芸家の大西長利様でございます。デザインコンサルタントの山村真一様です。なお、山村真一先生には、1次審査、本審査の審査委員長を務めていただきました。そのお隣が、デザイナーで有限会社川上デザインルーム代表の川上元美様でございます。会場の皆さま方から向かって右手に参りまして、株式会社t.gallery代表取締役、有限会社T-POT代表取締役の御手洗照子様です。そのお隣が、漆造形家で金沢美術工芸大学名誉教授の田中信行様でございます。そのお隣が、漆芸家で金沢美術工芸大学学長の山村慎哉様です。そして、皆さまから向かって一番右手となりますが、石川県デザインセンターの志甫雅人チーフディレクターでございます。以上、7名の皆さまです。よろしくお願いいたします。

開催概要と経過報告

棗 ─────それでは、最初に「国際漆展・石川2026」の概要と、これまでの経過等について、簡単にご説明をさせていただきます。
本展は、「漆の新しい広がり」を目指す国際公募展として、1989年(平成元年)に始まり、今回が14回目となります。
漆を用いた新しい生活提案や新しい感性の提案などを広く国内外に求めることで、漆産業の活性化や漆を通じた国際交流の推進、さらには人と環境にやさしい漆という素材と技の魅力を再認識していただくことを目的に開催しております。また、今回は併せて、能登半島地震、能登豪雨により被災された輪島塗産地の一日も早い復興を願うものでございます。
今回の出品状況等につきましては、昨年8月から作品を募集し、締め切りとなります本年3月3日までに世界の10の国や地域から215点の作品が寄せられております。そうした応募作品について、本年4月、大西長利様、山村真一様、御手洗照子様、山村慎哉様、志甫雅人さんの5名の審査員で画像による1次審査を実施し、9の国や地域からの作品65点を1次審査通過作品として選定しております。
そして、昨日、本審査のために寄せられました1次審査通過作品65点について、今ほどご紹介した7名の審査員の皆さまで、実物による本審査を実施していただき、大賞や金賞、銀賞をはじめとする14の各賞が決定されたところでございます。
なお、この会場には、物理的な制約等もございますので、入賞14作品の中から大賞と金賞の3作品を皆さまの前方に展示させていただいております。

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